眠れない、寝ても寝ても眠気がある、などの睡眠の障害です。
不眠症は決して珍しい疾患ではなく、不眠で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。寝つけないというだけではなく、途中で起きてしまう、眠りが浅い、朝早く起きてしまう、なども不眠症です。不眠症に悩み、次第にうつ病などの疾患を併発することもあるため、睡眠でお困りの方はお気軽にご相談ください。

原因

うつ病やその他の精神疾患が原因となっていることもあります。原因不明の不眠の場合、無意識のストレスなども要因となります。生活習慣が原因の場合もありますが、生活習慣を改善してもよくならないことは多いため、適切な治療が必要となります。痛み、痒みなどの身体感覚や、薬、アルコール、コーヒーなどの物質が原因となることもあります。不眠が続くと、不安や焦りが出てきます。「朝まで寝られなかったらどうしよう」、「今日は寝なければならない」などと色々考えてしまい、ますます眠れなくなるという悪循環が生まれます。 睡眠時間には個人差があり、年齢を重ねるにつれ短くなることもあります。眠れていないと感じていても、実際測定してみると本人の実感しているよりも眠れているということもあります。気にしすぎることも悪循環に陥る要因となります。

治療

不眠で悩んでいても、「誰でも眠れないことはある」などと周囲に理解してもらえず抱え込んでしまうことがあります。治療は不眠症の原因を探り、本人にあった治療法を行います。睡眠に関する正しい知識を身に付け、心理療法や薬物療法を行います。「眠れないくらいで・・・」とは思わずに、お気軽にご相談ください。