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自閉スペクトラム症(ASD)、広汎性発達障害

広汎性発達障害は症状によって5つに分類されます。自閉性障害、アスペルガー障害、小児期崩壊性障害、特定不能広汎性障害、レット障害です。レット障害を除く4つは明確に診断することが難しいため、まとめて自閉スペクトラム症(ASD)ということになりました。

症状

・相手の気持ちを察したり、自分の考えを伝えたりすることが苦手
・特定のものに強く興味や関心を抱く
・こだわりが強い

などの特徴がありますが、症状やその程度などは人によって様々です。そのため、幼少期に障害がわかることもあれば、学童期や成人になってから指摘をうける場合もあります。コミュニケーションが苦手なため、学校や職場で孤立してしまったり、周囲から非難されたりすることにより自己評価が下がり、劣等感を抱くかたも多いです。

原因

先天的な脳の微細な機能障害が原因です。子育ての仕方や環境は全く関係ありません。

治療

まずは自分をを知ることから始めます。本人でもはっきりと理解していない自己の特性を整理していきます。社会での自立を目指すため、苦手なことや得意なことを理解し、得意を活かせるような環境調整も大切です。自己評価の低下や劣等感から、うつ病などを併発しやすいため、必要な場合は心理療法や薬物療法も行っていきます。

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